蓮根イラスト練習帳

半アナログ・デジタルイラスト練習帳+ひとりごとです。

グロー効果

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 はやくも行き詰ったので新しい参考書を購入し、問題点を改善するべく練習しなおすことにしました。買ったのは『プロの絵師に学ぶ キャラ塗り上達テクニック』エムディエヌコーポレーション です。表紙カバー下部に「これを極めれば、あなたのイラストは進化する!」とありましたが、そりゃ進化するだろうよ・・と涙目で思いました。人気絵師さん6人の共著で内容が盛りだくさんでした。基本的に、photoshopなど全4種のソフト応用編、のような。だがたとえソフトの基本操作がおぼろげでも、デジタルイラストの仕組みなり何なりを何となくわかっていれば、一気には無理でもついては行ける・・かも・・・・・と思いましたので、一つ一つ何とかしていきたいと思います。

 

 まずグロー効果。肌などをぼんやりと光らせる効果のようで、「発光」レイヤーをつくり、物体が光っているように見せる効果だそうです。恥ずかしながらその名称と効果を今認識しました。やり方は色々あるようで、私は随分淡いですが、SAIでやりました。肌の上に新規レイヤーをつくり、エアブラシで明るめの黄色を塗り(多少はみ出てもOK)、それを「発光」レイヤーに。光加減は不透明度を下げて調整。このやり方が一番なじみやすい気がしましたが、「近い効果」とあり、仕上げ最終段階にphotoshopで行うのが正統派なのかな、と思いました。まあ光ればいいや・・。あと他のグラフィックソフトでも色々な方法があるそうです。

 あとは顔に近い髪の部分に薄く肌色を塗ったり、頬などにハイライトを入れたり、顔周りの主線の色を変えたりするのを実践。あ、全部一緒の色だった。目、髪や服の影等の問題点は次回以降に持ち越します。絵の想定は、向かって右下近辺にろうそくの明かりがある設定なので、白っぽい黄色でチリっぽいのを描き「発光」レイヤーにし、photoshopでぼかしました。最後に一番上、絵全体にフリーテクスチャを拡大して貼りつけ、不透明度を下げ、顔や花飾り近辺を、ぼかし効果の強い消しゴムで消して完成。

 

 藤ちょこ氏が本文中のイラストの中で、女の子の着物の柄を手で描いていて、「手描きって、いいなあ。」と思ったのでならって描いてみました。途中かなり後悔しましたが「めんどくさいと言っている間に4~5つは点が描ける」と自分に言い聞かせてやりました。

 デジタルだろうがアナログだろうが、イラストに一番大事なことは

 

手間を惜しまない

 

事だと思いました。その割に細部はザルです。

 

 着物の柄は桐唐草入大葉模様小袖参照。江戸前期の物だそうです。彦根屏風あたりの、今現在主流のものより細い帯を絞め、ゆったりと着ているのが好きなのでそのイメージ。