背景のかきかた③
●アイレベル…人が立った状態での目のあたりの高さ。住まいにおける視線の高さ、カメラを構える位置、遠近法や透視図法における消失点の高さなどを指す。(デジタル大辞泉)
●水平線…水平線(すいへいせん、horizon)とは、水面(海)と空の境界をなす線のこと。作図などにおいて、水平面に平行な線を「水平線」ということもある(ウィキペディア)
いや、アイレベルで検索したらアイレベル≠水平線って出てきたので…。書くときに水平線を意識したことがなかったです。ひょっとしたら水平基準線か?と思いましたが、そっちはパース定規2のガイドブック以外全然出てきませんでした。というわけで
●水平基準線…パース図の中で目線の高さを現わしています。アール検知に水平基準線を使うと、二つの消失点が水平な線上に並ぶので画面が安定して見えるようになります。(パース定規2ガイド ステップ②より)
絵を描く画面において自分が「これが水平線!」と定めた基準の線。(自分)
消失点を含む。ということでこれは=アイレベルですね。ややこしいなあ…
●垂直基準線…視点を通り、水平基準線と直角に交わる線。(パース定規2ガイド ステップ③より)
●あおり…被写体を下から撮ったようなアングルを「あおり」と言います。
あおりで撮ることで、大きさの強調、威圧、尊大、恐怖感などを表現できます。
悪の帝王や偉い立場の人をあおりで撮ると強さとか増しますよね、あれです。
●俯瞰…被写体を上から撮ったようなアングルを「俯瞰(ふかん)」と言います。
高層ビル群を上から映したような、あの映画などでよくあるシーンのことです。
俯瞰で撮ることで、情景説明のカットができます。また、卑小感、哀れ、弱い立場などを表現できます。(あおり、俯瞰ともにクリタマより Critamaボクラノジダイ)
●ネーム…ネームとは、漫画を描く際、コマ割り、コマごとの構図、セリフ、キャラクターの配置などを大まかに表したもの。単に「コマ割」「ラフ・ネーム」、「ラフ」、「絵コンテ」などと呼ばれる場合もある。狭義においては、キャラの台詞を指して言う場合もある。(ウィキぺディア)
●体現…たいげん【体現】とは。意味や解説、類語。[名](スル)思想・観念などを具体的な形で あらわすこと。身をもって実現すること。(goo辞書)
今回もアタリクオリティでお送りしました。今までわかったふりして使っていた用語の整理もできてなんかうれしいです。作中の女の子の制服がなんか綾波レイっぽいと思ったが調べたら全然違っていた…。そんな流れで作中4ページの4コマ目「カメラ目線」とありますが、正しくは「カメラマン目線」でした。お詫びして訂正します。カメラ目線って撮る方撮られる方両方あると勝手に思っていました。たいへんすみませんでした(__)
ところでアタリ優先は個人的見解です。が、先入観とかアタマで考えたことではなしに「なにげなく」描いた一本の線に意味がある。…場合もあるので大事にしてます。そりゃないだろ、というくらいあり得ない線だった場合は訂正します。
こんなゆるい感じですが、よろしくお願いします。
ここまで読んで下さった方々、ありがとうございました(^◇^)!