蓮根イラスト練習帳

半アナログ・デジタルイラスト練習帳+ひとりごとです。

SSL 井吹龍之助

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 個人的にリクエスト頂き描いてみました。薄桜鬼 黎明録の主人公、井吹龍之助君です。何だか別物になりました。クソ虫ですみません。青っぽい髪とか好きです。

 さて、龍之介君も薄桜鬼SSLに出るそうです。話によると高校の屋上で龍之介ショップを開く模様。・・・ちょと意味がよくわかりません。芹沢鴨まで出るらしいが、少し様子がおかしい。大丈夫か。

 

 よって黎明録。黎明録は巡想録に比べると少し地味な印象でしたが、人物描写とかそれぞれの思惑の絡まり具合とかがとっても面白くて好きでした。何より山南さんがまともに描かれていたので好きです。平助√のバッドエンドとか、厳しい場面もあったけど。

 内容。龍之介君は元武士(御家人)という肩書にしがみついたヒステリックな母親に育てられ武士嫌いになる。だが何の因果か、当時もっとも強烈に武士になる事を望み武士らしくあろうとした集団・新撰組の前身の首領格・芹沢鴨に行きだおれ寸前のところを拾われ、彼らとともに約半年間生活を共にすることとなる。果たして主人公は何を見、そしてどんな道を選びとるのか・・・、といった感じです。

 ところで、主人公である龍之介君は、鬼の種族、というちょっぴり人外な千鶴ちゃんに比べて私のような衆生に近く、よってスタート近辺では、その言動に自分の悪い情けない部分を見せつけられているような感じがしてイライラし、しばらく耐久レースが続く。そして、それぞれのキャラクターの√に入って親交とか友情を深め、成長していったり伴侶を見つけたり半死半生の目に遭ったりする。(こちらの)精神的ダメージが大きいのが沖田総司√で、主人公の肉体的ダメージ大は土方歳三√(別名山崎丞√)だと思います。芹沢鴨√が黎明録の真骨頂だと思うんですが、最後の最後の場面で何故か(伏線はあったけど)、風間千影が年末の国営放送歌番組に登場する演歌歌手のような出で立ちで登場し、ヨメ自慢をして感動や何もかもを全部かっさらって終わる。という構成になっています。最後の最後にヨメ自慢(本編終了後のその後的な描写)、というのはどの√も同じなのですが、芹沢√が一番その印象が深かったです。一番最後に原田√をやると、良かったね、龍之介君。といった感じで幸福感があっていいと思います。最後に総司√をやるのはやめた方がいいかな、と。

 

 線画はアナログです。