蓮根イラスト練習帳

半アナログ・デジタルイラスト練習帳+ひとりごとです。

藤の花

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 藤の花が近所で咲いていたので描きました。花は一応MOA美術館の野々村仁清作・色絵藤花文茶壺(いろえふじはなもんちゃつぼ)を参考にしました。参考です。パクったわけでもトレースしたわけでもありません(壺だし)。

 

インスピレーションが湧いたんです

 

物は言いよう。知ってる人にはせせら笑われそうですが「一応」という言葉が柔らかくあいだを取り持ってくれます。下書きのみアナログ。あとはSAI。

 

 

 ところで美術品の著作権ってどうなっているのかな・・と思いしらべてみたら、美術品の著作権はその作者はもちろん、撮影者にもあるそうです。国宝の場合亡くなってる場合の方が多いと思うので(そりゃね)、撮影者、なのでしょうかね・・。美術品のポストカードやカレンダーなどを作成する場合、作家に許可をとる必要はあるそうですが、所蔵家にはその必要がないそうです→美術の著作権について

 では国宝とか重文とかの美術品の場合、所蔵する美術館はスル―していいのか、というと決してそうではないらしい。→(株式会社 便利堂による文化財写真の著作権の説明

 ここによると「写真内の被写体に関する肖像権・著作権・商標権等の権利」とありなんだか色々ある模様。趣味など個人的に使用するなら差し支えないけど、それをもとにして商売しようとすると待ったがかかるようです。いわゆる美術館に置いてある美術品は作者が亡くなっているとはいえ、その子孫とか、莫大なお金かけて維持・管理している美術館とかいろいろな人や機関がさまざまな権利を有しているようで、詳細は解らないながらも

 

ばっちりトレースと商売はよしとこう

 

という方向で行くのが賢明なようです。でもコミケとか漫画やアニメの二次創作って盛況だよな・・。聞いたところ、原作者に同人誌やその他商品の売上の一部を譲渡するとかそういったことは一切ないようで、ここは今のところかなりあいまいなようです。でも、それで原作者サイドは知名度や人気が上がったりするからまあいいじゃん、と言った感じでしょうか。えびで鯛を釣る。いい言葉だと思います。グーグルとかの信条もこれだと思います。釣られる方は「タダほど高いものはない」でしょうか。

 

 

 ところで線画はいつものように丸ペン、さじペン+墨汁のアナログで行こうかと思いましたが、消しゴムかけるのが急にめんどくさくなったので、シャーペン下書きのみにしました。こういったズボラな性格なので「写真(か人の絵)がっつりトレース」というのをした事がありません。ところどころ割愛したりで「出来ない」といった方が正しいです。

 漫画でもときどきトレース問題とか聞きますので、うっかりトレース→出版差し止めとかなったらそれこそめんどくせえの極みですから、写真などの著作権(版権か)にはお気を付け下さい。

 絵についてあまり書く事がなかったので以上蛇足でした。そう言えば今日ガチで蛇が日向ぼっこをしているのを見て(以下略