蓮根イラスト練習帳

半アナログ・デジタルイラスト練習帳+ひとりごとです。

薄桜鬼の山南敬助と斎藤一

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 はい。描いた順に置いていこうかと思ったんですが「最初は出来はなんであれ、女の子の方が多少なりとも受けがいいかな~」と思い、これが先描いていたものなのに後になりました。こういった感じの蓮根です。

 

 薄桜鬼(はくおうき)っていう2008年発売の乙女ゲームより山南敬助斎藤一。ゲームの元ネタはその名の通り新撰組です。乙女ゲームという割には最初からなんか血みどろだし、変若水(おちみず。読めねえよ・・)というフィクション秘薬をめぐって「組織で生きるとはどういうことか」、というかその他色々な「覚悟」のバロメーターみたいな感じでそれぞれのキャラクターがその変若水飲んだり飲まなかったり、一方屯所では秘薬がらみの人体実験が繰り返され、人外となった被験者が生き血を求め日夜徘徊(はいかい)・・ってあれ、これ乙女ゲーム?と詳しい人に聞いたら「ああ、これは特別w」ということでしたが、その辺りもとっても面白くて大好きです。って実は実況とアニメだけで未プレイなんですがね。。youtubeの実況動画貼りつけたかったんですが、どうしても検索できなかったためすいません。ShinsanShinshiという方が全キャラ実況してくれてます。その実況もすごく面白い。

 ああ、忘れてた。絵だ。

 

 線画はアナログです。pixivに置いてある元絵に、テクスチャってのをやたら足してみました。「透明感をめざす」とかぬかしていた割にざらっとした感じも大好きです。なので薄桜鬼の原画もちょっとざらっとした、渋い色使いが大好きです。重ねた部分は着物と髪と背景。背景の物は自作で、持ってたアナログ原稿用のトーン(ICのS-762)をスキャンし、photoshopでグレースケール8bit、512×512pixel(256×256でもいいそうです)のbmp画像にして保存。あとはフリーソフトを使えば簡単にテクスチャ追加できます。私でも出来ました。そのソフトと追加方法後の部分はダウンロードページに置いてあった№2731を使わせて頂きました。ああ、倍率間違えた・・・。反省は次回に生かしたいと思います。

 

 真ん中にある模様というかパーツも人物とは別にSAIで描きました。すげえ便利。もともとはアナログ線でいこうかと思っていたんですが、貧弱だったため、それを下書きにしてペン入れレイヤーで曲線ツールを使って描き直しました。金っぽいグラデは中間色バー(4本横に並んでるの)の一番上の両端に、暗めの色と明るめの色をそれぞれ設定し(すると真ん中結んで全体がグラデに)、それを目分量で4~5当分した所でスポイトで色を取り出し、それを適当にエアブラシ(多分)で塗り、あとは適当にぼかしました。せっかくなのでここの背景とかにも使用したしだいです。(「SAI ドロー&マジカルテクニック」p208参照。折れ線ツールのやり方解りませんでした…。)そして、元絵の上にもう一つレイヤーを足して、そのパーツ部分のみを選択し黒めの色で塗り潰し、それをオーバーレイにして不透明度40%ぐらいに・・って自分でも何言ってて何やってるのかよく解りませんが、とにかく「前よりも金色っぽくなった(自称)のでまあいいかな」と。終始こんな具合です。

 

 アナログ線画は名称未設定の主線補正アクション0303hosei6で補正。photoshopでグレー(600か1200dpi)で取り込んだモノクロ原稿画像も、線が途切れる事が少なくきれいにしてくれます。

 

 とこれらはみんな、人から直接聞いたりネットなどで教わったりしたものです。私も少しでも還元できたらいいな、と思います。ってただの受け売りですが・・。この私がそんな殊勝な事を思うぐらい、親切な人が多いです。ありがとうございます。